骨粗しょう症について

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骨粗しょう症について

骨粗しょう症とはどんな病気?

 

骨粗しょう症とは骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。骨の強度を規定する「骨密度」や「骨質」が低下することが原因で、少しの衝撃やくしゃみなどによって骨折してしまうこともあります。痛みなどはないため、骨粗しょう症がかなり進んでも気づかない方がほとんどです。しかし骨粗しょう症は予防が何より大切なため、骨折を防ぐには早期に検査を受けることが欠かせません。 骨粗しょう症とは骨の強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。骨の強度を規定する「骨密度」や「骨質」が低下することが原因で、少しの衝撃やくしゃみなどによって骨折してしまうこともあります。痛みなどはないため、骨粗しょう症がかなり進んでも気づかない方がほとんどです。しかし骨粗しょう症は予防が何より大切なため、骨折を防ぐには早期に検査を受けることが欠かせません。

骨粗しょう症の原因は?

加齢

一般的に、骨密度のピークは男女ともに20〜40代といわれ、その後は徐々に低下していくため、年齢が上がるにつれて骨粗しょう症になりやすいのです。また、加齢によって若い頃に比べ食事量・運動量が減るなどの生活習慣の変化も、骨粗しょう症と関係しています。加齢による生理的な変化は避けられませんが、なるべく若い頃から食事や運動に気を配ることで、骨密度の減少をできるだけゆるやかにすることは可能です。

閉経による女性ホルモンの低下

女性ホルモンの1つである「エストロゲン」には、骨にカルシウムを蓄える骨形成を促し、同時に骨からカルシウムが溶け出す骨吸収を抑える働きがあります。女性は閉経によって、骨の強度を保つエストロゲンの分泌量が急激に減少するため、骨粗しょう症になる恐れが高くなります。そのため女性は閉経を迎える50代頃から、骨粗しょう症の検査を受けることをお勧めします。

運動不足や過度なダイエットなど

運動不足:骨量を増加させるには、運動によって骨に適切な負荷を与えることも必要です。そのため運動不足が続くと骨粗しょう症になるリスクが高まってしまいます。

過度なダイエット:10代の思春期に極端なダイエットをしていた方も骨粗しょう症になる恐れがあります。骨量は小学校高学年~20代にかけて大きく増えます。この時期に無理なダイエットをすると、カルシウムやビタミンDなど、骨を作るために必要な栄養素が不足してしまうのです。

骨粗しょう症が引き起こす骨折

健康な骨の内部には、「骨梁(こつりょう)」と呼ばれる多くの棒状の骨が縦横に連結して、骨の強度を保っています。骨粗しょう症になるとその骨梁が細くなったり弱くなったりして、骨の内部がスカスカになり、折れやすくなります。骨粗しょう症で最も怖いのは「脆弱性骨折」という、ほんのわずかな衝撃によって起こる骨折です。脆弱性骨折で多いのは背骨の骨折(椎体骨折)と呼ばれるもので、背骨が自分の体重に耐えられなくなり、潰れて起こります。

また太もものつけ根(大腿骨)の骨折もよくありますが、この部分の骨折は日常生活で必要な動作を大きく制限します。大腿骨頚部は骨折をおこすと手術が必要で、高齢者の場合はこの骨折が引き金となって寝たきり状態になってしまうことも珍しくありません。このように、骨粗しょう症による骨折は生活の質(QOL)にとても大きな影響を及ぼします。もちろん治療も大切ですが、それ以上に予防が重要になる病気です。

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