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骨密度検査と検査設備
骨密度検査とは
骨密度とは骨の強さを表す目安で、骨にカルシウムやミネラルなどがどれくらい詰まっているかで判断します。骨密度検査では、この骨の密度(強さ)を調べます。骨密度は若い人の骨密度の平均値が基準となり、自分の骨密度が何%であるかを確認できます。自分の骨の強さがどれくらいかを知ることは、骨粗しょう症の予防に欠かせない重要なポイントです。骨密度の測定方法はいろいろありますが、松島整形外科医院では、現時点では最も信頼性が高いといわれる「デキサ法」を採用しています。
骨密度測定装置
当院では「デキサ法」を採用した骨密度測定装置を設置しています。腰椎と大腿骨頸部(足の付け根の部分)を測定します。デキサ法とは2種類の異なるX線を患部に照射し、骨と軟部組織の吸収率の差で、骨密度を測定します。X線を用いていますが、被ばく量は極めて少なく済みます。迅速かつ精度の高い測定ができ、現在では骨密度測定の標準とされています。
骨量を測るのは腰椎と大腿骨頚部です。これらは骨折を起こしやすい部位ですが、そこを直接測ることで高い精度の骨密度確認が可能です。またこれらの部位を検査すれば、他の部位の骨折リスクも評価できます。患者様は検査着に着替え、10分程度、装置の上で寝ているだけです。